この躰、妾の物じゃ

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能面の顔と化した、まどかは
おもむろに起き上がり
自身の顔や躰を撫で回し愛撫する

「ふほほほほほ…
久しぶりに躰を手に入れたわ
この躰は妾のモノじゃ
よかろうな」

まどかの声で、しかしそれは
能面の意識が言葉を発したものだった

この能面は肉好きの面
内に淫乱さを秘めた人間の顔に張り付き
躰と心を乗っ取るのだ

「あぁぁぁぁあ……
はぃぃぃ……
私は貴女さまのものですぅ」

「ふほほほほ!よい娘じゃ!
では、妾本来の姿になるがよい」

たちまち、まどかの服装はゼンタイとなり
ゼンタイに包まれた躰を
ゼンタイの指先で
再び愛撫を始める